疲労回復の救世主“甘酒”のパワーとは

昔ながらの発酵食品で、「飲む点滴」とも呼ばれる“甘酒”。その理由は、甘酒に含まれる栄養素と関係があります。

まず、代表的な栄養素・ビタミンB1。糖質を分解してエネルギーに変換したり、疲労物質が体に溜まりにくくしたりする働きを持ちます。そして、ビタミンB2、B6、パントテン酸、ビオチンなどの必須ビタミン群。これらは、病院で受ける栄養補給用の点滴と同じような成分として知られています。さらには、メラニン色素を黒色化する“チロシナーゼ” の働きを抑制するコウジ酸も。疲労回復だけではなく、美肌作りにも役立つというわけです。

早速、甘酒を飲みたくなってきませんか? しかし、なかには、「甘酒の風味が苦手」「飽きずに飲み続けたい」という方もいる様子。

次に、甘酒をさらに美味しく飲む方法をご紹介します。

甘酒をさらに美味しく飲む方法

甘酒は、さまざまな食材との相性が良く、アレンジ次第で美味しく飽きずに飲むことができます。特にオススメなのが、次のような飲み方。

(1) 甘酒×豆乳・・・甘酒1:無調整豆乳1
(2) 甘酒×インスタントコーヒー・・・甘酒100mlに対し、同量の牛乳または豆乳+インスタントコーヒー小さじ1/2
(3) 甘酒×きな粉・・・甘酒100mlに対し、きな粉小さじ1

どれも手軽ですよね。ぜひ、試してみてください。

続いては、近頃流行りの“甘酒クレンズ”についてお話します。

甘酒クレンズでデトックス

“クレンズ”=洗浄という意味があります。食べ物を飲み物に置き換えて、固形物を摂らずに1日~数日間過ごし、消化器官を休ませ、体内から美しく健康にすることから女優やモデルを始め、美容に敏感な方に人気の美容法。老廃物が排出されて、美肌効果・ダイエット効果が得られると言われています。
代表的なクレンズ法として、野菜や果物を使ったジュースを飲む“ジュースクレンズ”があるのですが、ここ最近では甘酒を飲む“甘酒クレンズ”も人気。本格的にクレンズをしても良いのですが、まずは1食置き換えから試してみるのも良いですよね。

最後は、甘酒を自宅で作る方法。砂糖を使わずに作るうえに、自分好みの味付けにできるので、「毎日飲みたい」という方にオススメです。

自宅で作る甘酒レシピ

【材料】作りやすい分量
・米・・・1合
・水・・・3合分
・米麹・・・200g

【作り方】
(1)白米を洗い、“おかゆ炊き”をする。(白米1合:水3合分)
(2)おかゆを60℃くらいに冷ましたら、細かく割った米麹を加えて混ぜる。
(3)炊飯器の蓋を開けた状態でふきんをかけ、8~10時間ほど保温(途中で1~2回ほどかき混ぜる)したら、完成。

適量の水で薄めたら、好みで塩を加え、一度沸かしてから飲むと良いでしょう。

以上、ジャパニーズスーパーフード・甘酒についてお伝えしました。これからさらに気温が下がり、風邪をひきやすくなる季節がやってきます。夏の疲れを引きずったままでは罹患率が高まるので、今のうちにしっかりと対処しておきたいものです。

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高木 沙織

2度の海外留学を経て、航空会社で勤務。退職後は、「まずは自分が試してみる!」という実践美容をモットーに、フットワークの軽さと行動力を生かして、美容ライターの活動をスタート。
“美容と食には密接な関係がある”ことから、『ジュニア・スーパーフードマイスター』『スーパーフードマイスター』など、複数の「食」に関する資格を取得し、ビューティーフードアドバイザーとしてフード系のイベント講師・執筆に携わる。
2016年からはヨガインストラクターの活動も開始。多角的に美容・健康をサポートする。